Lectures & Presentations | Hope Step Japan! 2013

13:30~ プレゼンテーションと展示 「あれから2年~福島第一原発事故のメディアが報道しなかった真実~」

HSJ 告発チームが独自に集めた、福島第一原子力発電所事故に関連するのメディアが報道した資料、しなかった資料、そして前回のイベントからこれまでの1年間、広がる自然への放射能汚染、原発全停止や再稼動、震災瓦礫などの様々な出来事をまとめて紹介します。メディアが私たちから真実を遠ざける中、現実を目の当たりにできる貴重な空間。よりよい未来を築くにはどうすればいいのか考えるにあたって、目にしておくべき大切な内容です。

14.00 l アーティスト、ニシコさんと佐藤恵子さん「震災を題材としたアートワークを通しての体験

佐藤恵子さんとニシコさんはオランダを拠点に活動するアーティストで、共に震災に関わる作品に取り組んでいます。 14時からのお二人のトークでは、それぞれの作品の簡単な紹介の後、震災を題材とした作品制作の裏にある苦悶や葛藤、海外を拠点とするアーティストとしての震災とこれからの関わり方になどついて対談します。

15:00 l 吉田さんとのスカイプトーク「震災がれきについて」

日本在住の吉田さんは震災瓦礫の焼却と時期を同じくしてそれまで体験したことの無いような奇妙な症状に見舞われ瓦礫焼却から逃げるように避難を繰り返します。吉田さんの症状は、決して医師により「瓦礫焼却によるものである」と診断されることはありませんでしたし、病の原因は誰にもわかりません。しかし、ごく少数であっても彼のような「 震災瓦礫の焼却による放射能もしくは公害物質の影響による病」の発生の可能性は否めません。彼の話を通して、全国での震災瓦礫焼却は何故進められたのか、日本政府の言う「安全」の信頼性、それを受け取る社会などを考えてみたいと思います。

17:00 l トーク Amsterdam Smart CityのGer Baronさんによる「持続可能な未来の建設」

Amsterdam Smart Cityは、企業や官庁、研究機関、そしてアムステルダム市民の間の架け橋となり、市の天然資源の効率的な利用と資本、インフラを組み合わせ、持続可能な経済成長と質の高い生活のために、様々なプロジェクトを行うユニークなプラットフォームです。本イベントではAmsterdam Smart CityのGer Baronさんをお招きし、お話を伺います。Gerさんは日本の4つの都市でのスマートグリッド・プロジェクトにも協力されており、また福島へも出向かれ、日本の企業とのかかわりをもっています。現行のプロジェクトについて、そしてAmsterdam Smart Cityのこれまでの成果についての他に、日本でスマートグリッドが発展しうるか、発展の条件、またオランダと日本の違いや問題点など、両国の状況を知るGerさんの意見を伺います。

18:00 l Talk: トーク 震災後東京からオランダへ移住された杉山さんによる「日本からの脱出」

杉山さん一家は杉山夫妻と現在8才の息子さんの3人家族。震災の時には東京に住まれていた杉山さんは、奥さんと息子さんを一時名古屋に避難させます。その後一家は東京へ戻りますが、周囲と杉山さんとの「放射能に対する危機感」の温度差が目立ち始めます。飲食業を営んでいた杉山さんは、流通する食品が100%放射能に対する心配のないものばかりではないことに気づき始め、息子さんの通う学校給食の安全性への不信から、お弁当を持たせるという自衛策に出ましたが、学校側はお弁当を禁止、周りの子供たちからも反感を買うなど、子供の健康への対策もままならなくなります。周囲では、放射能の生活への影響を“なかったこと”として暮らす人が増えており、杉山さんは、このままでは自分たちの身を、子供の健康や未来を守りきれない、と考えます。杉山さんのオランダへの移住は直接的な「避難」ではありません。以前住んだことのあるオランダに移住し自営業を営むことを決意しました。しかし、日本の現状が移住を後押ししたことは事実です。